水素水の指標の酸化還元電位とは?
水素水を調べていると酸化還元電位という言葉を耳にすることがあるのではないでしょうか。水素水の指標としては一般的にはppmを利用することが多いですが、酸化還元電位という指標で水素水の効果を表すこともあります。ppmについては以下でご説明していますので、よろしければ参考にしてみてください。
酸化還元電位とは?
酸化還元電位とはORP(Oxidation-reduction Potential)であり、水中の酸化還元状態を表す数値となります。水中の酸化還元状態とは、わかりやすく述べれば飲むことで体内を酸性にしやすいかどうか、ということです。酸化の力が強ければ+の値に、逆に還元力が高ければ数値は低くなり―の値で表現されたりします。
酸化させる力が強ければ、皆さんご存知の通り老化などの現象を促進させるためできるだけ酸化還元電位が低い飲料を飲むことが体を若く保つ秘訣だといわれたりもしますね。
あまり水素水を飲むうえで覚える必要性はありませんが、酸化還元電位は元々電子の結びつきを表す値のため「+」であれば電子を受け取りやすい、「-」であれば電子を受け取りにくい、という状態になります。
ppmとの違いは?
このように聞くと水素濃度が高ければ高いほど酸化還元電位が低くなるのではないかと思うかもしれませんが、必ずしもppm=酸化還元電位が比例関係にあるとは限りません。酸化還元電位の値は水素含有量に大きく依存することには変わりありませんが、そのほかの要素も含まれているからですね。例えば水道水は酸化還元電位が高いといわれていますが、これは塩素消毒を行っているためです。
その他、水に他の物質を混ぜることで酸化還元電位の値というのは変わってきます。そのため、酸化還元電位の値とppmは必ずしも比例関係にあるわけではないのです。
水素水における酸化還元電位
酸化還元電位とppmは必ずしも比例関係にならないといいましたが、水素水については酸化還元電位とppmはほぼイコールと考えて問題ありません。
なぜなら、水素水には不純物を入れていないからです。水素以外の物質が含まれない水素水のためppmと酸化還元電位の関係性は依存関係にかなり近くなります。では、どの程度の値であれば水素水として有効なのかを簡単に示します。
- 水道水:+600mV
- 純粋:+250mV
- 水素水:-400mV~-600mV
250mVを基準として、この値よりマイナスであれば還元力が高いと考えます。逆にプラスであれば酸化力が高いと考えられます。水素水の場合はおおよそ400mV~600mVの値となっていることから非常に還元力が高いということがわかります。
時間の経過により値は変わっていく
水素が宇宙一小さい物質であり逃げやすい物質だということは皆さんご存知かと思いますが、水素が逃げていくことにより酸化還元電位の値も変わっていきます。以下の目安でどんどんプラスの方向に進んでいきます。
- 1時間:300mV
- 2時間:350mV
- 3時間:400mV
- 6時間:450mV
- 8時間:500mV
※あくまで目安です。
このように最初の1時間で非常に大きく値が変わっていくことがわかるかと思います。つまり水素水は開封後1時間以内に水素が多く逃げて行ってしまうということです。
まとめ
酸化還元電位がどのようなものなのかはお分かりいただけたかと思いますが、水素水においては酸化還元電位はppmとほぼ同じ指標と考えてよいかと思います。そのため、もし仮に水素水を選ぶ時にppm表記がなく酸化還元電位だけが表示されているような商品があったとすれば(私は見たことがありませんが)酸化還元電位がマイナスの値かどうかをチェックしましょう。
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