Yahooニュースは誤報?水素水がニセ科学は嘘?

2016年5月19日17:00のYahooニュースで水素水はニセ科学である、というニューストピックスが出ていました。

ニュース内容はどのようなものなのか、そしてそれは明確な根拠のあるものなのか、確認しておきましょう。

Yaooニュースの水素水ニセ科学というニュース

水素水はニセ科学

出典:Yahooニュース

筆者個人の感想としては、Yahooニュースで嘘が書かれているのは残念で仕方ない、というのが正直な感想です。

水素水自体に否定的なコメント・見解があることは仕方ないことですし、当然のことだとは思いますが、このニュース内容では事実をきちんと伝えられていない点が多々あるためです。

何故、Yahooニュースのトップページ乗ったのか・・・という感じの内容ですね・・・。

では、どのような点に筆者が疑問を感じたのか、簡単にご説明していきます。

【筆者が疑問に思った点】

  • 水素水と電解還元水を混同している
  • 臨床データがないと言い切っている

ニュースの内容は嘘を言おうとしているわけではないと思いますが、単純に水素水の否定的な見解と権威者の名前を出しているだけ・・・という印象を受けてしまいます。

もう少し深堀して事実をちゃんと伝えてほしいですね。分かる人からすれば、薄い知識で書いている内容ということがバレバレです。

何故、薄い知識の記事といえるのか、そして筆者がどのような点に疑問を持っているのか解説していきます。

①水素水と電解還元水を混同している

まず衝撃的だったのが、水素水がどんなものかもわかっていない人が、Yahooニュースのトップページに記事を出してしまっていることです。

衝撃だった部分はここです。

「電解還元水が特定の疾患に対して明確な効果があったという信頼できる研究は見当たらない」
出典:Yahooニュース

電解還元水という言葉自体がどこから出てきたのか、少し怪しいところがありますが、ここで述べられているのは電解水素水・アルカリイオン水のことだと思います。

残念な点は、流行している水素水とアルカリイオン水(電解還元水)は別物であるということです。

還元という言葉は、化学の還元反応が由来で、水を電気分解すると還元反応が発生することから、還元水素水という言葉は生まれたものと考えられます。

しかし、現在販売されている水素水は還元していません。電気分解して作った水であれば、還元しているといってもよいと思いますが、流通している水素水は、水素ガスを水に溶かしたものなので、Yahooニュースでいう電解還元水とは別物といえます。

水素ガスを水に溶かすのに、還元反応は使われないので、間違えなく「違う」といえるでしょう。

正直言って、この時点で何を言っているんだ・・・と思ってしまいます。

電解還元水(アルカリイオン水)の効果は実証されていないのは正しい・・が

一応補足しておきますが、アルカリイオン水の効果が立証されていないという見解は、正しい見解です。

効果的な理由はわからないが、統計学的に効果が認められるので、厚生労働省が医療用として認めたのがアルカリイオン水(電解還元水)です。

厚生労働省告示第112号において、家庭用医療機器であるアルカリイオン整水器(家庭用電解水生成器)の使用目的は、「胃腸症状改善のための飲用アルカリ性電解水の生成」と定められております。

中略

アルカリイオン水の効果の要因については、これまで様々な仮説が提唱されてきておりますが、なぜアルカリイオン水に胃腸症状改善の効果があるのかについては、現段階でメカニズムは明確に解明されておりません。
出典:アルカリイオン水協会

しかし、このYahooニュースの記事では、残念ながら自らの主張を自らが否定してしまっています。

水素水について、メーカーや研究者が消費者に「健康によさそう」という印象を与えようとしているけど、今の時点での位置づけは「ただの水」です。どんな印象を受けようと、あれはただの水。
出典:Yahooニュース

という見解を示している部分がありますが、これは国として厚生労働省として効果を認めていないから、今はただの水と変わらないとしか言えないという主張でしょう。正しい主張だと思います。

後述しますが、水素水は国に効果を認められていません。ただ、論文レベルでは病気にも効果的である、ということが分かってきています。

しかし、Yahooニュースの主張では「今の時点ではただの水」といっています。「今の時点」という言葉がついている以上、国(厚生労働省)に認められるまでは、水素水はただの水である、というのがこの方の主張のはずです。

そうなると、今度は「電解還元水」に対する主張がおかしくなります。もし水素水が厚生労働省に認められていないから「効果のないただの水だ」というのであれば、電解還元水は厚生労働省が認めているので、ただの水ではないということになります。

記事の中でも主張に一貫性がない・・・

ちなみに、アルカリイオン水(電解還元水)と水素水は別物であるというのは、日本医科大学太田教授のブログで発信しています。

⇒太田教授ブログ アルカリイオン水と水素水は別物

大学教授の見解がおかしいのではなく編集者が未熟

ちなみに、記事内の主張に一貫性がないと言いましたが、最初の見解と後の見解は別の大学教授がコメントしています。各々の独自見解なので、それはそれでいいのですが、同じ記事に持ってきたことで、主張に一貫性が無くなっています。

大学教授は何も悪くなく、編集者が適当に作ってしまっている・・・というのが如実に表れていますね。

②臨床データがないと言い切っている

医学の世界では臨床データがどれくらいの量だと「根拠のあるデータ」というのかわかりませんが、臨床データが全くないというのは誤りです。

詳しくは、日本医科大学太田教授のブログでもまとめられています。人間に対する臨床状況・論文内容が一覧になり展開されています。
※この他に、動物実験レベルは400以上あり

(1) 2型糖尿病(水素水)(人数30)DB
(2) メタボリックシンドローム(水素水)(人数20)
(3) 慢性腎不全(透析)(人数29)
(4) 炎症性またはミトコンドリア性筋症(水素水)(人数31)DB
(5) 放射線治療の副作用軽減(水素水)(人数49)
(6) 関節リウマチ(水素水)(人数20)
(7) 筋肉疲労と血液乳酸(水素水)(人数10)DB
(8) 圧力皮膚潰瘍(人数22)
(9) 間質性膀胱炎(人数30)DB
(10) 脳虚血(腹腔注射)(人数38)
(11) 紫外線による皮膚障害(水素ガス)(人数28)
(12) 脂質代謝異常(水素水)(人数20)
(13) 慢性B型肝炎(水素水)(人数60)DB
(14) パーキンソン病(水素水)(人数17)DB
(15) 関節リウマチ(関節注射)(人数24)DB
(16) 運動による筋障害(サプリメント)(人数36)
(17) 運動による乳酸血症(水素水)(人数52)DB
(18) 静脈流改善(水素水)(人数34)DB
(19) 脂質代謝異常(水素水)(人数68)DB
出典:http://shigeo-ohta.com/

少し調べれば、臨床データがあることは分かります。論文で発表されていますからね。

論文の発表内容が少ない、臨床データの数が少なすぎる、という主張であれば嘘ではないですが、臨床データがないといってしまえば、嘘になります。

何故、嘘の内容をYahooニューストップページ出るような記事にしてしまったのでしょうか?これも編集者の未熟さが見えてしまいます。

まとめ

水素水に否定的な見解があるのは仕方のないことですし、認知度がまだまだ低いので当然のことだと思います。

ただ、認知度が低いからこそ、正しい情報を与えないといけないと思いますね。

水素水が怪しげな商品に見える気持ちは分かります。否定したい気持ちも分かります。

でも、嘘の内容だったり、記事の主張に一貫性がなかったりして、これでは逆に混乱を招きますよね。

かなり残念なニュースです、としかいえないですね。もう少し詳しく水素水について知りたかったら以下も参考にしてください。

⇒水素水とは?

以下はYahooニュースが過去記事を削除したときのための保管用

「水素水」の宣伝はニセ科学
最近、目につくようになった「水素水」。大手飲料メーカーも参入している。検索すると、ガン治療に役立つ、ダイエットにいい、といったいかにも健康に効果がありそうな言葉を掲げる商品もある。その商品に、期待されるような効果が本当にあるだろうか。科学者が、水素水ビジネスに疑問の声をあげている。【石戸諭 / BuzzFeed Japan】

水にまつわるニセ科学研究の第一人者、山形大学の天羽優子准教授が運営する「水商売ウォッチング」は必見のサイトだ。

天羽さんは水素水を巡る宣伝を「ニセ科学」と断じる。具体的な臨床実験に基づき、効果を喧伝すべきなのに、肝心のデータがないと指摘する。

「臨床試験で結果を出す前に、健康にいいとか影響を及ぼす、という具体性を欠いた宣伝で水素水を薦めるのは、ニセ科学の主張ということになる」

明治大・石川幹人教授は「活性水素水」「電解還元水」について健康言説を検証している。

果たして、効果を裏付けるエビデンスはあるのか。

石川さんの結論は「疑似科学」(ニセ科学)だ。

「活性水素水言説では、抗酸化作用を健康効果における“大動脈“として用いているが、しかし本当にその抗酸化作用がヒトに対して効果があるのか、といったことにたいする根拠あるデータはない」

「電解還元水が特定の疾患に対して明確な効果があったという信頼できる研究は見当たらない」

「現在の活性水素水言説(電解還元水言説の一部)には行き過ぎたものもあり、商業的な側面の強すぎるものとなってしまっている。具体的な疾患への効果などは『まだよくわからない』とするのが妥当」

コメント欄では、さらに深掘りした議論が続いている。

ニセ科学ウォッチャーも発言
ニセ科学問題に詳しい、大阪大の菊池誠教授は自身のツイッターで繰り返し、注意を呼びかける。

「水素水について、メーカーや研究者が消費者に「健康によさそう」という印象を与えようとしているけど、今の時点での位置づけは「ただの水」です。どんな印象を受けようと、あれはただの水。水道水でも一緒。あとはただの水にいくら払いたいかという問題ですね。払いたい人が払うのは自由なので」

「水素水の効果を調べるために、さまざまな症状についてかたっぱしから臨床試験をしたところ、ひとつの症状について統計的に有意な効果が見られたとして、それをどう解釈するべきでしょう」

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